死んでくれ

高校時代ずっと好きだった男の子とさよならをした。高校2年間片思いをしてやっと実った1年間。あっという間だった。しょーもな。

別れた原因は些細でありがちなことだったしきっとそこらへんに、どこにでもいるカップルだったんだな。大学で彼が女の子と遊ぶのが嫌だった。どんどんわたしへの態度は冷たくなるのに彼だけは楽しそうで。

結局自分から手放してしまった。振られるの怖かったし。

別れてから2ヶ月。わたしの精神状態は悪化した。もう死にたいなんであんなことしちゃったんだろう。もうちょっとだけ我慢すればよかったしもうちょっとだけ視野を広げればよかった。わたしには彼しかいなかったのに。高校時代のたった3年間の恋愛なんてきっと何十年後には思い出すこともないのかもしれないけどそれでも彼が全てだった。わたしがもう少し早く彼以外の世界を作れてたら、きっといまだったら許せるしうまくできたと思う。しんどい。2ヶ月もたつのに涙が溢れて止まらない。こんなに後悔するなんて思ってもなかったんだ。浅はかだった。戻りたいって何度も願ったけどそんな力なんてなくて

ああ全部無かったことにしたい。わたしのヒーローはもういない。わたしのことを救ってくれる彼はもういない。

金木犀なんて燃えてなくなればいい。ばいばい